君に届け - Wikipedia
君に届け | |
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ジャンル | 少女漫画 |
漫画 | |
作者 | 椎名軽穂 |
出版社 | 集英社 |
掲載誌 | 別冊マーガレット |
レーベル | マーガレットコミックス |
発表期間 | 2005年9月号 - |
巻数 | 15巻[1](2012年1月現在) |
アニメ | |
原作 | 椎名軽穂 |
監督 | 鏑木ひろ |
シリーズ構成 | 金春智子 |
キャラクターデザイン | 柴田由香 |
音楽 | S.E.N.S. Project |
アニメーション制作 | Production I.G |
製作 | 「君に届け」製作委員会 |
放送局 | 放送局参照 |
放送期間 | 2009年10月6日 - 2010年3月30日 |
話数 | 全25話 |
アニメ:君に届け 2ND SEASON | |
監督 | 鏑木ひろ |
シリーズ構成 | 金春智子 |
キャラクターデザイン | 柴田由香 |
音楽 | S.E.N.S. Project |
アニメーション制作 | Production I.G |
製作 | 「君に届け 2ND SEASON」製作委員会 |
放送局 | 放送局参照 |
放送期間 | 2011年1月4日 - 3月29日 |
話数 | 全13話 |
■テンプレート使用方法 ■ノート | |
ウィキプロジェクト | 漫画・アニメ |
ポータル | 漫画・アニメ |
『君に届け』(きみにとどけ)は、椎名軽穂による日本の少女漫画、および、これを原作としたテレビアニメ・実写映画。略称は「君届(きみとど)」
『別冊マーガレット』(集英社)にて 2005年9月号より連載中。第32回講談社漫画賞少女部門受賞作。単行本は2012年1月現在、15巻まで刊行されている[1]。
当初本作品は、椎名の前作である『CRAZY FOR YOU』の単行本最終巻(第6巻)に収録するために読み切り作品として執筆され、『別冊マーガレット』2005年9月号に掲載された。その後、『CRAZY FOR YOU』の次作の連載に際し椎名が充分な構想を得られなかったため、翌2006年、同誌1月号から同名作品として連載化された。読みきりは『CRAZY FOR YOU』単行本最終巻には収録されず、単行本第1巻にプロローグとして収録されている。2009年3月号から椎名の出産により休載、2009年10月号から連載が再開された。単行本の累計売上数(第1巻 - 第12巻)は1400万部を超えている[2]。
2009年10月6日から2010年3月30日までテレビアニメ第1期が、また、2011年1月4日から同年3月29日まで第2期が日本テレビ系にて放送された。2010年、『別冊マーガレット』2月号誌上にて実写映画化が発表され、同年9月に公開された。この他、ニンテンドーDSでゲーム化もされている。
[編集] あらすじ
北幌高校に入学した黒沼爽子は、陰気で見た目が暗く、周りからは「貞子」と呼ばれ、クラスに馴染めないでいた。しかし、クラスメイトの風早翔太や吉田千鶴、矢野あやねなどの協力を得て、周囲の誤解を解き、友情・恋愛などを通して成長していく。
注意:以降の記述で君に届けに関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。 →[記述をスキップ]
病気にシンプソンズのキャラクター
[編集] 登場人物
[編集] メインキャラクター
- 黒沼爽子(くろぬま さわこ)
- 本作の主人公。連載が始まった段階で15歳。誕生日は12月31日。血液型はO型。
- 真っ黒な長髪と青白い肌という陰気な容姿から「貞子」というあだ名が定着している。多くの同級生が「爽子」ではなく「貞子」が本名だと思い込んでいる。霊を呼び寄せる、3秒以上目が合うと不幸が訪れるなどの噂(これらの噂は根拠が無く人によって内容もまちまちである)が囁かれているが、当の本人に霊感は全く無く見たことも感じたこともない。
- 実際は超がつくほど純粋でとても前向きな性格。なかなかうまくはいかないが、常に人と明るく接する努力をしている。昔から一人で居ることに慣れているため自分や他人の感情に鈍いところがあり、些細なことでも感動し人に感謝する。成績は非常に優秀(学年でも3指に入るほど)で、人の役に立てることを喜び、クラス委員を始め、諸々の雑用に関しても率先して務める。ジョギング、掃除、ゴミ拾いを日課とし、暇な時には勉強をしている。料理、製菓、編み物などの手芸もかなりの腕前で、作中でもたびたび描写が見られる。
- 高校の入学式の日に道案内をして以来、風早を思慕の対象としている。
- 当初、風早への思いは憧れからくるものであると認識していたが、くるみとの出会いとその後のやりとりをきっかけにそれが恋であることを自覚した。
- しかし、(自分を含めた)人の感情の機微に疎いという生来の気質もあって、風早から幾度もアプローチをかけられているにも関わらず、それらはあくまで風早の優しさからくるものであるとして素直に受け入れられず、ケントの(誤解からくる)不用意な助言もあって、深刻なすれ違いにまで発展しかけた。
- そんな時、ちづの「鈍さに慣れるな!」という強烈な叱咤と、あやねの「爽子もあたしたちも風早も違いなんて何もないんだよ。爽子自身が違いを感じなければね。」という優しい激励、加えてくるみの厳しくも温かい叱咤もあって、自分自身や風早の気持ちと真正面から向き合うようになった。
- その後、紆余曲折を経てようやく風早に告白し、正式に結ばれた。
- 座右の銘は「一日一善」。
- 風早翔太(かぜはや しょうた)
- 爽子のクラスメイト。誕生日は5月15日。血液型はO型。
- 爽やかな性格の少年。男女関係無く「風早」と呼ばれていて、「翔太」と呼ばれることは少ない(メインキャラでは龍とピンのみ)。クラスの中心的人物として男女を問わず慕われ、特に女子からは相当な人気がある。クラスメイトからは「周りから浮いた人間を看過できない性分」であると評されている。
- 千鶴、龍とは同じ中学校の出身で、龍とは野球部で共に活動していた。
- 入学式の日、道に迷っていた時に爽子に方向を教えてもらったのをきっかけに彼女と知り合い、その後同じクラスになってからも爽子のことを気にかけていた。
- いつしかその想いが恋であることを自覚し、幾度も爽子にアプローチをかけてはいたが、彼女の生来の鈍感さも手伝って、実際は両想いであるにも関わらず、なかなかうまくいかないでいた。
- ケントの不用意な助言によって泣いている爽子を見て告白するが、それすらも爽子には「周りに誤解される」として素直に受け入れてもらえなかった。
- しかし、紆余曲折を経てついに爽子から告白され、自身も正面から想いを告げてようやく結ばれることになった。
- 座右の銘は「真実一路」。
- 矢野あやね(やの あやね)
- 爽子のクラスメイト。誕生日は3月3日。血液型はAB型。
- 愛称は「やのちん」。恋愛経験が豊富で、他人の感情の機微に敏感。
- 当初は爽子を怖がっていたが、その内面を理解すると共に親友となり、彼女と風早との関係を生温かく見守っている。
- 美容に対し並々ならぬ強い関心を示す。
- 座右の銘は「眉目秀麗」。
- 吉田千鶴(よしだ ちづる)
- 爽子のクラスメイト。誕生日は6月1日。血液型はA型。
- 愛称は「ちづ」。義理と人情に厚く、感動し易い性格で爽子以上に涙脆い。熱血型でケンカが強い。成績はかなり悪い。
- 当初は爽子を怖がっていたが、内面を知るにつれ打ち解け親友になる。
- 昔から幼馴染の龍に好意を寄せられているが、全く気付かぬまま、龍の兄・徹に恋をしていた。しかし、徹がはるかと結婚したため、その恋も終わりを告げた。
- その後、修学旅行にて龍から告白されるが、それまでそんな目で龍を見たことがなかったためその場で断ったものの、その後どう接していいのか分からず戸惑っている。
- くるみとは同じ中学校の出身だが、一方的に利用されるなど良い思い出がなく、苦手としている。
- 座右の銘は「腹八分目」。
- 真田龍(さなだ りゅう)
- 爽子のクラスメイト。誕生日は12月2日。血液型はB型。
- 風早の親友で、野球部所属の寡黙な少年。授業中は大抵寝ている。1年生の頃から4番打者であり、ポジションはキャッチャー。
- 札幌市在住の兄・徹がいる。父親、源次はラーメン屋「徹龍軒」を営んでおり、自身もよく手伝っている。
- 名前を覚えるのを苦手としており、爽子や義姉の名前をなかなか覚えられずにいる。
- 幼馴染であり、兄弟同然に育ってきた千鶴に対し好意を寄せている。
- 一方、千鶴がそんな風に自分を見ていないことも分かっていたので想いを伝えるつもりはなかったが、修学旅行にて、旅行中に起こったある出来事をきっかけに千鶴に想いを告げた。しかし、千鶴にとっては案の定、寝耳に水だったためその想いは届かなかった。
- 座右の銘は「不言実行」。
- 胡桃沢梅(くるみざわ うめ)
- 爽子とは別のクラスの生徒。誕生日は9月16日。血液型はAB型。
- 風早・千鶴・龍とは同じ中学校の出身。
- 長い栗色のパーマの髪と大きな瞳の美少女。男子に人気がある。愛称は「くるみ」。
- 普段は猫をかぶっているが、実際は非常に計算高く腹黒い性格。しかし、それらも風早を一途に想う気持ちに由来する面も多く、根っからの性悪という訳でもない。
- 風早には中学時代から強い好意を寄せており、他の女子生徒が彼に接近することへの予防策として「風早はみんなのもの協定」を発案したことがある。高校入学後も、様々な手を使って爽子を風早から遠ざけようとしていた。
- 当初は、風早が自分に想いを向けてくれるまで告白する予定ではなかったが、爽子との直接的な関わりから生まれた出来事をきっかけにして、結果的に風早に告白した。しかし、風早には既に好きな人(爽子)がいるという理由で、その想いが受け入れられることはなかった。
- その後、長らく続けていた猫かぶりをやめ、本来の自分を出して生活するようになった。
- 祖母につけられた自分の名前を嫌っており、下の名前で呼んだ者を「梅ってよんだ奴ノート」に書いている。(ちなみに祖母の名前は「桜」)
- 座右の銘は「用意周到」。
- 三浦健人(みうら けんと)
- 第2学年からの爽子のクラスメイト。誕生日は2月6日。血液型はA型。
- 愛称は「ケント」。趣味や特技は「女の子の世話」で、女友達が多い。
- 爽子が風早に好意を寄せている事に気づき、善意で彼女にアドバイスを与えたが、結果的に2人の仲をこじれさせた。
- 爽子からは「師匠」と呼ばれており、本人も気に入っている。
- アニメ版では第2期から登場。
- 座右の銘は「博愛精神」。
[編集] トップ10の熟女リスト
85">北幌高校関係者
- 荒井一市(あらい かずいち)
- 北幌高校の教師。誕生日は7月25日。血液型はB型。
- 愛称は「ピン」。爽子のクラスの副担任で、担当学科は体育。野球部監督。独身。
- 思い込みが激しく他人の意見に耳を貸さない性格で勝手に物事を決める傾向が強いが、まれに正鵠を射た助言もする。
- 独り暮らしを送るアパートに爽子たちが訪れた際、ゴミに埋もれたような生活をしていることが発覚したが、「デリカシーが人間の形をして生まれてきた男」を自称している。
- また、霊感があり、自身のアパートにたびたび幽霊を引き寄せる。勘違いから爽子に霊能力があると思っているが、除霊等の有益な能力と認識している。
- 座右の銘は「唯我独尊」。
- 遠藤朋美(えんどう ともみ)
- 爽子のクラスメイト。愛称は「トモ」。入学当初は先入観によって爽子を畏怖していた。風早翔太の計らいにより会話を交わした後は誤解が解け、仲良くなった。
- 平野依里子(ひらの えりこ)
- 爽子のクラスメイト。愛称は「えっこ」。普段は遠藤朋美と一緒に行動している。彼女と同様に、誤解が解けた後は爽子と仲良くなった。
- 高橋千草(たかはし ちぐさ)
- 爽子のクラスメイト。第1学年の3学期から爽子の後ろの席になる。ひょうきんな性格で、爽子を笑わせるために度々背後からくすぐりを仕掛けている。
- 当初は姓のみの登場であったが、アニメ版にて用いられた名前が原作でも使われるようになった。
- 野々原絢子(ののはら あやこ)
- くるみのクラスメイト。くるみや千草の親友。
- 荒井善行(あらい よしゆき)
- 北幌高校の教師。愛称は「善(ぜん)」。荒井一市とは同期で、第1学年の半ばまで爽子のクラスの担任だったが、妻の実家の造り酒屋を継ぐために離職。詳しい事情を明かさず副担任のピンに交代したため、「貞子の呪い」の事例として周囲に誤解されていた。爽子を畏怖している。
- 城ノ内宗一(じょうのうち そういち)
- 爽子のクラスメイト。愛称は「ジョー」(「あしたのジョー」から)。場の雰囲気を察することができないお調子者で、流されやすい性格。教室ではよく風早や龍らと行動を共にしている。恋多き男だが、一方的な片思いが多く、よくフラれている。その陽気な性格から、周囲からは愛されている様子。
[編集] その他
- 真田徹(さなだ とおる)
- 龍の8歳年上の兄で、札幌在住。千鶴の初恋の相手だが、後にはるかと結婚した。千鶴とは龍と同じく幼馴染で、妹のような感覚で接していた。
- 真田はるか(さなだ はるか)
- 旧姓は「片山」。徹の奥さん。柔和な雰囲気の女性。
- 爽子の父
- 爽子が徐々に女子高生らしく成長していくことをうれしく思っている反面、自分が必要とされなくなってきていることに寂しさを感じている。身長が低く、爽子がピンに小さいおじさんの怪談を聞かされた時、父を連想していた。劇場版では黒沼喜多男と名前が付けられている。
- 爽子の母
- 爽子が女子高生らしくなることを望んでおり、徐々に成長していく姿をうれしく思っている。よく夫をからかうが、夫婦仲は非常に円満。劇場版では黒沼陽子と名前が付けられている。
- ペドロ・マルチネス
- 風早家の愛犬。
- 河原に捨てられていたのを爽子と風早に発見され、風早に引き取られる。
- その後風早が爽子に名前をつけてもらおうとしたところ、その場に居合せたピンが大リーグの名投手にちなんで勝手に命名し、爽子が気に入ったためにその名前に。
- 登場人物によって呼び方が異なる(爽子は「マルちゃん」、風早は「マル」、龍は「ペドロ」、風早の父は「マルチネス」)。
以上で君に届けに関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] 書籍情報
[編集] 単行本
- 椎名軽穂 『君に届け』 集英社〈マーガレットコミックス〉 既刊14巻[1](2011年9月現在)。()内は表紙に載っているキャラクター。
- 2006年5月25日発売 ISBN 978-4-08-846061-1(黒沼爽子、風早翔太)
- 2006年9月25日発売 ISBN 978-4-08-846094-9(黒沼爽子、吉田千鶴、矢野あやね)
- 2007年1月25日発売 ISBN 978-4-08-846134-2(風早翔太、真田龍)
- 2007年5月25日発売 ISBN 978-4-08-846174-8(黒沼爽子、胡桃沢梅)
- 2007年11月22日発売 ISBN 978-4-08-846237-0(黒沼爽子、風早翔太、荒井一市)
- 2008年3月25日発売 ISBN 978-4-08-846278-3(吉田千鶴、真田龍、真田徹)
- 2008年7月25日発売 ISBN 978-4-08-846313-1(黒沼爽子、風早翔太)
- 2008年11月25日発売 ISBN 978-4-08-846356-8(風早翔太、三浦健人)
- 2009年9月11日発売 ISBN 978-4-08-846440-4(黒沼爽子、風早翔太)
- 2010年1月13日発売 ISBN 978-4-08-846481-7(黒沼爽子、風早翔太)
- 2010年6月11日発売 ISBN 978-4-08-846539-5/アニメDVD付限定版 ISBN 978-4-08-908119-8(矢野あやね、胡桃沢梅)
- 2010年9月24日発売 ISBN 978-4-08-846568-5(黒沼爽子、爽子母、爽子父)
- 2011年3月11日発売 ISBN 978-4-08-846635-4(風早翔太、風早透太)
- 2011年9月13日発売 ISBN 978-4-08-846695-8(吉田千鶴、矢野あやね)
- 12巻は前巻が発売されてから3ヶ月と月刊漫画雑誌では異例の速度で発売された。また、9巻から14巻までは続きが単行本発売の翌月号の別冊マーガレットで読めるようになっている。
[編集] 小説
- 君に届け 2007年8月1日発売、ISBN 9784086010597、原作第1-2巻のノベライズ。
- 君に届け 〜恋に気づくとき〜 2007年11月1日発売、ISBN 978-4-08-601096-2、原作第3-4巻のノベライズ。
- 君に届け 〜それぞれの片思い〜 2008年4月25日発売、ISBN 978-4-08-601165-5、原作第5-6巻のノベライズ。
- 君に届け 〜好きと言えなくて〜 2008年11月28日発売、ISBN 978-4-08-601242-3、原作第7-8巻のノベライズ。
- 君に届け 〜すれちがう心〜 2009年10月2日発売、ISBN 978-4-08-601342-0、原作第9巻のノベライズ。
- 君に届け 〜告白をもういちど〜 2010年1月29日発売、ISBN 978-4-08-601381-9、原作第10巻のノベライズ。
- 君に届け 〜あたらしい日々〜 2010年7月1日発売、ISBN 978-4-08-601424-3、原作第11巻のノベライズ。
- 君に届け 〜ふたりだけの時間〜 2010年10月30日発売、ISBN 978-4-08-601461-8、原作第12巻のノベライズ。
- 下川香苗 『君に届け 〜明日になれば〜』 小説オリジナルストーリー(集英社) 2009年9月11日発売、ISBN 978-4-08-780538-3、新書サイズ。
- はじめての気持ち 2011年3月1日発売、ISBN 978-4-08-321003-7
- とくべつな気持ち 2011年4月5日発売、ISBN 978-4-08-321012-9
[編集] 関連書籍
- 君に届け FANBOOK、2010年6月11日発売、ISBN 978-4-08-846540-1
- 映画『君に届け』OFFICIAL BOOK、映画『君に届け』製作委員会・著、セブンティーン編集部・編、2010年9月1日発売、Seventeen 2010年10月号増刊
- 君に届け 映画化スペシャル 2010年9月27日、ISBN 978-4-081-13072-6
- アニメ「君に届け」GUIDEBOOK、2010年12月24日、ISBN 978-4-420-11246-8
[編集] テレビアニメ
- 第1期
2009年10月6日から2010年3月30日まで日本テレビ系にて放送された。
日本テレビでは実写映画が公開された2010年10月より2話連続で再放送を行った(総集編にあたるepisode.16を除く)。
- 第2期
『君に届け 2ND SEASON』のタイトルで、2011年1月4日から3月29日まで放送された[4]。
東日本大震災直後の2011年3月15日は予定を変更しepisode.0の再放送を行なった。このため3月29日は2話連続での放送となった。
1990-2012からギリシャ語の映画の名前は何ですか?
[編集] キャスト
[編集] スタッフ
- 原作 - 椎名軽穂(「君に届け」/集英社『別冊マーガレット』連載)
- 監督 - 鏑木ひろ
- 副監督 - 長沼範裕
- シリーズ構成 - 金春智子
- キャラクターデザイン・総作画監督 - 柴田由香
- 小物設定 - 長谷川ひとみ(第2期)、佐藤仁実
- 色彩設計 - 佐藤真由美(第2期)、広瀬いづみ
- 美術監督 - 竹田悠介、岡本春美(第2期)
- 撮影監督 - 田中宏侍
- 編集 - 今井大介
- 音響監督 - 山田知明
- 音楽 - S.E.N.S. Project
- プロデューサー - 中谷敏夫、興野裕之、田村学、和田丈嗣
- アニメーションプロデューサー - 中武哲也
- 制作 - Production I.G
- 製作著作 - 「君に届け」製作委員会(第1期)、「君に届け 2ND SEASON」製作委員会(第2期)(日本テレビ、D.N.ドリームパートナーズ、バップ、集英社、Production I.G)
[編集] 主題歌
- 第1期
-
- オープニングテーマ「きみにとどけ」
- 歌 - タニザワトモフミ(バップ)
- エンディングテーマ「片想い」
- 歌 - Chara(ユニバーサルシグマ)
- 第2期
-
- オープニングテーマ「爽風」
- 歌 - タニザワトモフミ(バップ)
- エンディングテーマ「君に届け...」
- 歌 - MAY'S(Venus-B/キングレコード)
[編集] 次回予告後のおまけ
次回予告後、最新情報やイベントなどの関連情報を伝えるミニコーナー。後述のコーナーのナビゲーターを両者とも、上田まりえアナウンサーが務めている。また、上田アナはトドをモチーフにした帽子をかぶっている(キミドトでは黄色、シリトドでは白)。
内容は日本テレビでの放映日に合わせたものになっており、遅れて放映された他のネット局での視聴時には既に「最新情報」ではなくなっている場合が多かった[5]。
- キミトド
- 2009年10月 - 2010年3月:DVDおよび再放送ではカットされている。
- シリトド
- 2011年1月 - 3月:名称は『番組のおしりにあるもっと知りたい「君に届け」情報』の略。
[編集] 各話リスト
- 第1期
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 原作収録巻 |
---|---|---|---|---|---|---|
episode.1 | プロローグ | 金春智子 | 鏑木ひろ | 柴田由香 | 1巻 | |
episode.2 | 席替え | 池田眞美子 | 長沼範裕 | 佐藤仁実 | ||
episode.3 | 放課後 | 金春智子 | 雲井一夢 | そ〜とめこういちろう | 吉田咲子 | |
episode.4 | 噂 | 鏑木ひろ | 矢野雄一郎 | 末永宏一 | 2巻 | |
episode.5 | 決意 | 中村章子 | 西位輝実 | |||
episode.6 | 友達 | 古橋一浩 | 出合小都美 | 井川麗奈 | ||
episode.7 | 土曜の夜 | 池田眞美子 | 佐藤雄助 | 高柳佳幸 | 長谷川ひとみ | 3巻 |
episode.8 | 自主練 | 金春智子 | 矢萩利幸 | 江崎慎平 | 矢萩利幸 | |
episode.9 | 新しい友達 | そ〜とめこういちろう | 吉田咲子 森田史 長谷川ひとみ(原画作監) 黒柳トシマサ(原画作監) | |||
episode.10 | 協力 | 池田眞美子 | 矢野雄一郎 | 末永宏一 | ||
episode.11 | とくべつ? | 金春智子 | 田頭しのぶ | 萩原弘光 | 萩原弘光 石川真理子(原画作監) | 4巻 |
episode.12 | 恋愛感情 | 塩谷直義 | 初見浩一 | 佐藤仁実 | ||
episode.13 | 恋 | 矢萩利幸 | 堀剛史 | |||
episode.14 | くるみ | 鏑木ひろ | 濁川敦 | 井川麗奈 | ||
episode.15 | ライバル | 中村章子 | 西位輝実 | 5巻 | ||
episode.16 | 夜噺 (総集編) | 金春智子 池田眞美子 鏑木ひろ | 鏑木ひろ | 千葉崇明 | アニメオリジナル | |
episode.17 | 休日 | 池田眞美子 | 矢野雄一郎 | 末永宏一 | 5巻 | |
episode.18 | 千鶴の恋 | 金春智子 | 佐藤雄助 | 江崎慎平 | 矢萩利幸 | |
episode.19 | 夢 | 小松田大全 | 高柳佳幸 | 黒柳トシマサ | 5・6巻 | |
episode.20 | プレゼント | 長沼範裕 | 浅野恭司 | 6巻 | ||
episode.21 | 初雪 | 出合小都美 | 井川麗奈 | |||
episode.22 | クリスマス | 長濱博史 | 黒柳トシマサ | 佐藤仁実 長谷川ひとみ | ||
episode.23 | ふたり | 矢野雄一郎 | 末永宏一 | 7巻 | ||
episode.24 | 誕生日 | 中村章子 | 江崎慎平 長沼範裕 | 矢萩利幸 浅野恭司 | ||
episode.25 | 新年 | 鏑木ひろ | 柴田由香 |
- 第2期
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 原作収録巻 |
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episode.0 | 片想い (第1期総集編)[注 1] | 金春智子 鏑木ひろ 長沼範裕 | 長沼範裕 | 浅野恭司 | アニメオリジナル | |
episode.1 | バレンタイン | 金春智子 | 鏑木ひろ | 柴田由香 | 7巻 | |
episode.2 | 2年生 | 鏑木ひろ | 山本秀世 | 江崎慎平 | 長谷川ひとみ | 8巻 |
episode.3 | 忘れて | 金春智子 | 出合小都美 | 内山まな | 薄谷栄之 | |
episode.4 | わかってない | 長崎健司 | 宇井良和 | 井川麗奈 | ||
episode.5 | すきな人 | 長沼範裕 | 浅野恭司 | 8・9巻 | ||
episode.6 | 好意と迷惑 | 藤森カズマ | 米林拓 | 萩原弘光 頂真司(補佐) | 9巻 | |
episode.7 | あきらめちまえよ | 坂本沙織 | 今井一暁 | 薄谷栄之 | ||
episode.8 | 届け | 古橋一浩 | 江崎慎平 | 京極義昭 イシイサトシ 森田史 | ||
episode.9 | 告白 | 出合小都美 | 井川麗奈 | 10巻 | ||
episode.10 | ここから | 松本正二 | 矢萩利幸 | 長谷川ひとみ | ||
episode.11 | 祭りのあと | 長沼範裕 | 萩原弘光 幸田直子 浅野恭司 井川麗奈(補佐) 長谷川ひとみ(補佐) 矢萩利幸(補佐) | |||
episode.12 | 大事な人 | 鏑木ひろ | 柴田由香 |
[編集] 放送局
- 第1期
- 第2期
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 備考 |
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関東広域圏 | 日本テレビ(NTV) | 2011年1月4日 - 3月29日 | 火曜 24時59分 - 25時29分 | |
近畿広域圏 | 読売テレビ(ytv) | 2011年1月10日 - 4月11日 | 月曜 26時17分 - 26時47分[注 4] | MONDAY PARK 第3部 |
北海道 | 札幌テレビ(STV) | 2011年1月14日 - 4月15日 | 金曜 25時58分 - 26時28分 | |
中京広域圏 | 中京テレビ(CTV) | 金曜 27時00分 - 27時30分 | ||
福岡県 | 福岡放送(FBS) | 2011年1月16日 - 4月17日 | 日曜 25時20分 - 25時50分 | |
広島県 | 広島テレビ(HTV) | 2011年5月3日 - | 火曜 25時04分 - 25時34分 | |
日本全域 | 日テレプラス | 2011年5月12日 - | 木曜 18時00分 - 18時50分 | 2話ずつ放送 リピート放送あり |
群馬県 | 群馬テレビ(GTV) | 2011年6月9日 - | 木曜 19時30分 - 20時00分 |
[編集] ミニ届劇場
『ミニ届劇場』(みにとどげきじょう)は、『2ND SEASON』DVD第2巻、第4巻に収録の映像特典オリジナル短編アニメ。胡桃沢梅が一応の主人公かつツッコミ役、黒沼爽子がボケ役で進むパロディ童話。
- キャスト
- ウメデレラ(1話)、白雪梅(2話) - 平野綾
- 継母・魔法使い(1話)、王妃(2話) - 能登麻美子
- 各話リスト
巻数 | サブタイトル | 監督 | 脚本 | 絵コンテ・演出 | 作画 ミニキャラクターデザイン |
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第2巻 | ミニ届劇場 ウメデレラ | 鏑木ひろ | 宮城陽亮 | 江崎慎平 | 長谷川ひとみ |
第4巻 | ミニ届劇場 白雪ウメ | - | 鏑木ひろ |
[編集] DVD
- 第1期
2009年12月よりバップから毎月1巻ずつのペースで発売された[6]。全8巻。また、封入特典としてちび爽子マスコット、オリジナルイラストカード、全巻購入特典応募が各巻に封入された。なお、第1巻のみ『「君に届け」マル秘交換ノート』が限定封入された。
下記DVDにはepisode.16(総集編)は未収録だが、原作単行本第11巻(限定版)には当該話数の収録されたDVDが付録として同梱されている。
下記表の封入特典種類は「ちび爽子マスコット」の種類を指す。
- 第2期
2011年3月2日から6月8日まで毎月1巻のペースで発売であり、1巻に3話収録の全4巻。また、特典映像『ミニトド劇場』として「ウメデレラ」と「白雪梅」が収録された。封入特典としては1巻に2キャラクターのビンズ、全巻購入特典応募券、オリジナルイラストカードが封入された。
下記表の封入特典種類は「キャラクタービンズ」の種類を指す。
巻数 | 発売日 | 品番 | 収録話 | 封入特典種類 |
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第1期 | ||||
01 | 2009年12月23日 | VPBY-13401 | 第1話 - 第3話 | だるま |
02 | 2010年1月27日 | VPBY-13402 | 第4話 - 第6話 | みかん |
03 | 2010年2月24日 | VPBY-13403 | 第7話 - 第9話 | マトリョーシカ |
04 | 2010年3月26日 | VPBY-13404 | 第10話 - 第12話 | くのいち |
05 | 2010年4月21日 | VPBY-13405 | 第13話 - 第15話 | みつばち |
06 | 2010年5月26日 | VPBY-13406 | 第17話 - 第19話 | かっぽうぎ |
07 | 2010年6月23日 | VPBY-13407 | 第20話 - 第22話 | サッカーボール |
08 | 2010年7月23日 | VPBY-13408 | 第23話 - 第25話(最終話) | たこやき |
第2期 | ||||
01 | 2011年3月2日 | VPBY-13542 | 第1話 - 第3話 | 爽子、くるみ |
02 | 2011日4月20日 | VPBY-13543 | 第4話 - 第6話 | ちづる、龍 |
03 | 2011年5月11日 | VPBY-13544 | 第7話 - 第9話 | あやね、ピン |
04 | 2011年6月8日 | VPBY-13545 | 第10話 - 第12話 | 翔太、健人 |
[編集] CD
- サウンドトラック
- キャラクターソング
- 概要
テレビアニメ『君に届け』のキャラクターソング、ドラマが収録されており、黒沼爽子、風早翔太、矢野あやね、吉田千鶴、真田龍、胡桃沢梅、三浦健人役の能登麻美子、浪川大輔、沢城みゆき、三瓶由布子、中村悠一、平野綾、宮野真守が唄っている。また、収録曲は全てカバー曲である。ディスクジャケットには黒沼爽子、風早翔太、矢野あやね、吉田千鶴、真田龍、胡桃沢梅、三浦健人が描かれている。
本作は、『北幌高校学校祭』の打ち上げのカラオケの様子を描いたものであり、歌唱曲はカラオケでキャラクターが歌唱した唄。ドラマは打ち上げの様子を描いている。また、ボーナストラックとして、テレビアニメ第1期のオープニングテーマとして起用されたタニザワトモフミの「きみにとどけ」のカバー曲が収録されている。
初回プレス分には『君に届け 2ND SEASON オリジナル・サウンドトラック』と連動購入者特典の応募用紙が封入されていた。
- 収録曲
- ドラマ Part1 [1:42]
- 空にまいあがれ [4:30]
- 歌:風早翔太(浪川大輔)
- 作詞・作曲・編曲:倉持陽一
- ドラマ Part2 [0:59]
- 渚のシンドバッド [2:37]
- 歌:矢野あやね(沢城みゆき)、吉田千鶴(三瓶由布子)
- 作詞:阿久悠、作曲:都倉俊一、編曲:新谷豊
- ドラマ Part3 [1:01]
- 桜 [5:11]
- 歌:真田龍(中村悠一)
- 作詞・作曲・編曲:FUNKY MONKEY BABYS
- ドラマ Part4 [1:01]
- 愛唄 [3:55]
- 歌:三浦健人(宮野真守)
- 作詞・作曲・編曲:GReeeeN
- ドラマ Part5 [1:20]
- ナツラブ [4:10]
- 胡桃沢梅(平野綾)
- 作詞:Maiko、作曲・編曲:UTA
- ドラマ Part6 [0:49]
- 圭子の夢は夜ひらく [4:10]
- 歌:黒沼爽子(能登麻美子)
- 作詞:石坂まさを、作曲:曽根幸明、編曲:原田良一
- ドラマ Part7 [2:14]
- きみにとどけ(ボーナストラック) [3:23]
- 歌:黒沼爽子(能登麻美子)、風早翔太(浪川大輔)、矢野あやね(沢城みゆき)、吉田千鶴(三瓶由布子)、真田龍(中村悠一)、胡桃沢梅(平野綾)、三浦健人(宮野真守)
- 作詞・作曲・編曲:タニザワトモフミ
[編集] 第1弾
[編集] 第2弾
- タイトル - 『君に届け 〜伝えるキモチ〜』
- 対応機種 - ニンテンドーDS
- ジャンル - 想いを伝えるピュアアドベンチャー
- 発売元 - バンダイナムコゲームス
- 発売日 - 2011年4月7日発売
『君に届け』は、2010年9月25日公開の純愛ラブストーリー。監督は『ニライカナイからの手紙』の熊澤尚人。主演は『夜のピクニック』の多部未華子、『恋空』の三浦春馬。実写化してほしい漫画作品ランキングでは常に上位に挙がりファンからも以前から期待が高く、原作の名シーンや名台詞も多く盛り込まれている。
別冊マーガレット2010年10月号ではメイキングや座談会が収録されたスペシャルナビゲートDVDが付録として同梱。公式サイトでは『届け!想いキャンペーン』と題した一般メッセージが募集され、約1万5,000通以上のメッセージが届き9月15日の完成披露試写会で朗読された。9月24日より公式サイトで黒板に名台詞が描かれていくスクリーンセーバーも配信された。
キャッチコピーは「簡単になんて伝えられない。本当に、本当に大切な気持ちだから。」、「本当に大切な想いは、ゆっくりと伝えればいい。」。
全国285スクリーンで公開され、2010年9月25・26日初日2日間で興収2億3395万500円、動員は19万278人になり映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第2位となり、更に『THE LAST MESSAGE 海猿』『十三人の刺客』と合わせ東宝作品が上位3位を独占した[8]。また、ぴあ初日満足度ランキング(ぴあ映画生活調べ)では第2位を獲得。
2011年10月28日、日本テレビの金曜ロードショーで、「秋のコレクション(秋コレ)」5作の内の1作としてTV初放送された。ただし時間の都合上、千鶴の失恋やくるみの告白などはカットされている。
[編集] 映画キャスト
[編集] 映画スタッフ
- 原作 - 椎名軽穂(集英社『別冊マーガレット』連載)
- 脚本 - 根津理香、熊澤尚人
- 音楽 - 安川午朗
- 企画プロデュース - 佐藤貴博
- 製作指揮 - 宮崎洋
- 製作 - 大山昌作、鳥嶋和彦、島谷能成、村上博保、平井文宏、畠中達郎、阿佐美弘恭、石川光久、島羽乾二郎
- エグゼクティブプロデューサー - 奥田誠治
- シニアプロデューサー - 菅沼直樹
- プロデューサー - 野間清恵、山本章
- 撮影 - 藤井昌之
- 美術 - 橋本優
- 装飾 - 鈴村高正
- 照明 - 舘野秀樹
- 録音 - 滝澤修
- 編集 - 高橋信之
- 衣装 - 宮本まさ江
- ヘアメイク - 持丸あかね
- VFXスーパーバイザー - 田中貴志
- キャスティング - 杉野剛
- スクリプター - 赤澤環
- 企画協力 - 別冊マーガレット編集部
- 脚本協力 - まなべゆきこ
- プロデュース協力 - 中谷敏夫
- アシスタントプロデューサー - 紀嘉久
- 宣伝プロデューサー - 平野健吾
- 助監督 - 橋本光二郎
- 製作担当 - 里吉優也
- 企画製作 - 日本テレビ放送網
- 制作プロダクション - 日活撮影所、ジャンゴフィルム
- 配給 - 東宝
- 製作 - 映画『君に届け』製作委員会(日本テレビ放送網、集英社、東宝、読売テレビ放送、バップ、アミューズ、D.N.ドリームパートナーズ、Production I.G、日活、STV、MMT、SDT、CTV、HTV、FBS)
- ポスター撮影 - 本多晃子
- 監督 - 熊澤尚人
[編集] ロケ地
[編集] 映画主題歌
- 「君に届け」
- 歌 - flumpool
- 着うた先行配信での歌詞サイト(JOYSOUND歌詞)ではリアルタイムランキング1位を獲得。映画のイメージが反映されたPVは、関東の中学校で撮影され、ファンクラブで募集された高校生200人がエキストラで参加している[9]。
[編集] 原作からの変更点
- 原作第七巻途中(初詣)までのストーリーをベースにしている。この為健人は登場しない。クリスマスイブ直前からの話の流れは変更され、千鶴とあやねが黒沼家に来るのはクリスマスの後になっている。
- ロケ地が足利市になっていることから、舞台設定もそれに準拠した形に変更され、徹が住んでいる場所もこれに併せて東京に変更されている。
- 善行が登場しない。この為一市は原作では最初は副担任でその後担任になっているが、映画では最初から担任となっている。また、周囲が更に爽子を畏怖するきっかけとなるエピソードが変更されている。
- 原作で爽子が「貞子」と呼ばれるきっかけとなる元同級生・詩乃が登場しない。この為爽子と詩乃が絡むシーンでの相手は全て一市に変更されている。
- ペドロ・マルチネスは登場しない。代わりに、くるみが風早に貸すCDのアーティストが「マルチネス」となっている。これは風早役の三浦の意向によるもの。
- 爽子が千鶴たちと龍のラーメン屋「徹龍軒」に行くのは、くるみによって偽の噂が流される前になっている。また風早も最初から同行しており、爽子が笑顔を見せるのはこの時になっている。
- 噂で悩んで爽子が涙を流す中間テストのシーンがカット。
- 時間の関係からか、くるみの名前がらみ・千鶴を利用した過去のエピソードはカット。
- 球技大会のエピソードに大幅な変更が加えられ、爽子と龍が話すのはくるみの提案によるものとなっている。
- 高橋が登場しない。代わりに、城ノ内の出番が増えている。
- 千鶴と徹のエピソードは簡略化されており、後で千鶴が徹と散歩する場面はカット。
- 爽子の父、喜多夫は市民交響楽団のシンバル奏者を務めているという設定が付加されている。
- 爽子の父役の勝村政信の身長が平均的な173cmのため、"ちいさなおじさん"のエピソードには一切触れていない。
(マンガでは160cmの設定のため。)
[編集] 注釈
- ^ 一般販売されるDVDでは収録されず、別冊マーガレット3月超特大号の付録DVDでのみ収録。
- ^ 2010年3月24日・3月31日放送分は2話連続放送。
- ^ 12月21日は26時44分 - で最初の基本構成の放送時間。12月28日は26時14分 - で12月21日に終了した前番組『乃木坂春香の秘密 ぴゅあれっつあ♪』の前倒し。1月4日からは26時20分 - で新しく始まる前番組『ギャグマンガ日和+』が6分間による後押し。ただし1月4日はゴールデンタイムの特別編成による+30分の後押しあり。
- ^ 初回は、30分押しの26時47分 - 27時17分。2011年2月7日は、1時間35分遅い27時52分 - 28時22分。
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